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福岡ドーム(ふくおかドーム)は、日本の福岡県福岡市中央区地行浜二丁目のホークスタウンにある開閉式屋根を持つ多目的ドーム球場。日本全国にある6つのドーム球場で一番西に位置する。パシフィック・リーグ・福岡ソフトバンクホークスの本拠地となっている。また、セントラル・リーグ・読売ジャイアンツが、毎年オープン戦で1試合(対ホークス)、公式戦で2?3試合ほど主催試合を行う。かつてはヤクルトスワローズも公式戦で3試合ほど主催試合を行っていた。
2005年、ダイエーに代わってホークスを所有することになったソフトバンクの子会社にあたるヤフー・ジャパンが命名権を取得し「福岡Yahoo! JAPANドーム(通称・ヤフードーム)」となった。また2005,2006年にはNPB12球団ジュニアトーナメントの開催地にもなった。
福岡市中央区地行浜二丁目のアジア太平洋博覧会(よかトピア)会場跡地に建造された。日本で2番目に完成したドーム球場であり、日本の球場中唯一の屋根開閉機構を備える。両翼、中堅、左中間・右中間、フェンスの高さ、ファールグラウンドの広さを総合したフィールド面積は12球団の本拠地中最大を誇り、「本塁打の出にくい球場」「日本のグリーン・モンスター」といわれている。また松中信彦が2006年オフに改修を依頼しており、球団も検討している。
屋根は3枚のパネルからなり、このうち2枚が左右に120度旋回移動することにより、約20分で開閉する(全開時の開口率は60%)。屋根部分の総重量は約12,000t。開閉はホークスがホームゲームで勝利した場合のパフォーマンス、あるいは試合前の練習などの時に限られる(この「ルーフオープンショー」は、スポンサーの協賛となる。ホークスが勝利を収めた試合のヒーローインタビュー終了後、球場内の照明を落とし、後述する「ホークスビジョン」にホークス選手の映像を上映、その後「勝利の花火」を球場内に打ち上げ、球団歌(いざゆけ若鷹軍団)を演奏しながら屋根を開けるというもの)。
天候に合わせて晴れの時は開いた状態で試合をすることを想定しており、オープン年次の1994年にはオープンエアー(屋根が開いた状態)での試合も行われたが、「構造上反射角の違いが選手のプレーに支障をきたす(全ての屋根が開くわけではないため)」と選手会からクレームがついたことや、近くに病院(国立病院機構九州医療センター、こども病院)が存在すること、近年シーサイドももち周辺は高級住宅の建設ラッシュとなっていることなど、騒音が問題があり、1999年を最後に開いた状態での試合は現在行われていない。KinKi Kidsがコンサートを行なう際、「自分達でお金を払うから、(演出の一環として)公演中に屋根を開けて欲しい」と要望したが、騒音問題を理由に実現しなかった。現在ではホークス主催の少年野球トーナメントなどで、オープンエアーでの試合が行われている。その代わり、通常都心部の球場で制限されている「午後10時以降の鳴り物応援禁止」は行われておらず、試合終了が10時を過ぎても花火、ルーフオープンショーは行われている。野球以外のイベント時には内野の前列スタンドを外野側に移動して使用できるようになっている。
藤井ゲート(左)15番ゲートは、2000年10月13日に肺癌のため31歳で死去した藤井将雄(1995年?2000年、福岡ダイエーホークスに在籍)が生前背番号15をつけていたことから「藤井ゲート」と呼ばれ、藤井を記念するプレート、藤井の最後のメッセージが掲げられている。これは球団の親会社がダイエーからソフトバンクに変わった後も続いている。
2000年には、ホークスはリーグ優勝し、日本シリーズへ戦いを進めるも、その日程にこのドームを日本脳外科学会に貸し出す予定を組んでいたため(契約は3年前に締結)シリーズ日程の一部変更を余儀なくされるなど運営の失態を露呈した(この件により、ホークスは3000万円の罰金を支払う羽目になった)。この際ダイエーは準本拠地の北九州市民球場や長崎ビッグNスタジアムでの開催も想定したものの、学会側の好意により3日間使用予定だったのが2日間に短縮されたため、日程を変更して執り行われた。
2002年よりバックネットフェンス広告が回転式になり、複数社の広告が出せるようになった。それ以前にも神宮球場やナゴヤドームにこの回転式広告はあったが、神宮はブリヂストン、ナゴヤドームはトヨタ自動車1社用の広告である為、複数社用の回転式広告は日本初。それまでローソンや三洋信販、アサヒビールの広告を縦に並べていたものが、現在では回転式によりイニング毎に出すことが出来るようになった(2004年までは、かつてダイエー傘下であったコンビニエンスチェーン・ローソンがフェンス広告のメインスポンサーであり、「がんばれ!ホークス LAWSON」という広告を出していた。当時の日本の球場で、このようなあからさまな応援広告が存在したのは福岡ドームのみであった。現在ローソンは札幌ドーム、日本製紙クリネックススタジアム宮城にてフェンス広告を出している)。
福岡ドーム外観(南西方向より撮影)2003年、ダイエー本体の経営悪化から、ドーム・ホテル・タウンモールの3点セット(通称ホークスタウン)を米国の投資会社コロニー・キャピタルに売却した。
2004年12月24日、ダイエーが産業再生機構の支援要請を決めたことにより、ホークスはダイエーからソフトバンクに経営権が譲渡されたが、これまでダイエー時代は観客動員数が「年間300万人」(ドームの収容人員:48,000人)と公称されていたものが、実際の収容人員は4万人に満たないことがソフトバンク側により指摘された(当時35,157人)。2005年シーズンからは、入場者数はより実数に近い形で公表されている。
2005年1月28日に行われたダイエーからソフトバンクへの球団株式譲渡と同時に、ソフトバンクの子会社であるヤフージャパンが命名権を取得、新名称は「福岡Yahoo! JAPANドーム」となった。契約期間は5年で契約金は25億円。契約金には球場の広告看板や冠協賛大会の開催なども含まれる。
2007年4月13日、それまでこの福岡ドームと周辺の施設、いわゆる福岡3点セットを保有していたコロニーキャピタルは、この3点セットをシンガポール政府系の投資会社「GICリアルエステート」に売却したことを発表。しかし運営会社はそのままGICの傘下に入ったので、実際の設備や運営に変化はない。2007年シーズン途中から、人工芝を塗り分けることで外野グラウンドに広告が掲示されている。
場内放送はホークスの選手を試合前と先発選手の第1打席、及び交代投手、選手の登場時にフルネーム、並びに出身地をコールする(福岡ダイエー時代より続いている)。
また、パ・リーグの週末の試合は夏を除きほとんどデーゲームで開催されているが、福岡ドームのホークス主催試合は、夏を除き、土曜日も18時開始となっていることが多い。(日曜は13時開始の場合が多い)。2005年より、巨人も春先や秋を中心に週末はデーゲームで開催されることが多くなり、この時期の他球場の試合はほとんどデーゲームで開催される(大学野球の行われる神宮球場のヤクルト主催ゲームを除く)ため、同ドームだけがナイトゲームとなることもある。
(以上、ウィキペディアより引用)
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